鉄道模型の縮尺をわかりやすくご紹介

縮尺

鉄道模型の中でも愛好者が多いのがNゲージです。Nゲージは軌間幅が9ミリ、実物車両の150分の1などの規格を持つ鉄道模型で、「N」は規格名を表しています。150分の1の縮尺であり、サイズ自体がコンパクトに収まるなどの理由から、日本国内での愛好者数が最も多いのですが、他にもHOゲージやZゲージ、Oゲージなどの種類もあります。

いずれも規格の違いなどで、規格についてわかりやすく説明を行うと、ZゲージはNゲージよりも小さい規格で、縮尺は220分の1、HOゲージは80分の1、Oゲージは45分の1のサイズになります。但し、注意をしなければならないのは、この規格サイズは日本国内のもので、アメリカやヨーロッパなどでは異なるのが特徴です。

そうなると、アメリカやヨーロッパ製の鉄道模型を購入してもサイズが違うので線路に合わない、などのイメージを行う人も多いのではないでしょうか。この場合の規格は実物車両の縮尺ではなく、線路の幅でもある軌間幅の違いであり、線路幅は全世界共通になっているので日本の製品と海外の製品を1つのレイアウトの中で走らす事が出来ます。